株式会社ホープ

働くことに誇りが持てる

食に対する思い

私の少年時代は、もう日本に食料不足の気配はなかった高度経済成長期。ですが、うちの母親がステーキと言って出してくれた料理は、鶏肉をフライパンで焼いたものでした。当時、牛肉のステーキは「ビフテキ」と呼ばれていて、贅沢で特別なものでした。

「俺もビフテキが食べてみたい」
単純にそういった未知の“食”に関する憧れは人一倍あったと思います。そして外食産業に携わって34年間、社会の食の指向の変遷をいろいろ体験してきましたが、やはり外食の根幹はエンターテインメント。デパートの食堂にごはんを食べに行く時は、家族みんなで一等いい服を着て行った時代がありました。そういったハレの日を演出することが外食の魅力で、私はそれを提供したいと考えるようになりました。

地域に対する思い

壱番屋の仕事に携わり、岐阜県関市に初めて自分の店をもつことになりました。私は愛知出身なので岐阜のことはほとんど知らなかった。右も左もわからないまま、がむしゃらに働いて、やっと関市に店を立ち上げた時にお客さまに言われた一言が、

「近所にココイチができて、ほんとありがたいな」
この時初めて、私の仕事が“地域”に望まれていたことを知りました。お客さまに喜ばれるためには、そのお客さまが暮らす土地を知り、そこで求められるサービスを提供すること。そんな地域に根差したお店作りをしていこうと心に決めたのです。

その後、この土地のことを勉強したり地域のイベントに参加したりすることで、徐々に知り合いが増えていきました。お祭りの時にカレーコンテストやろうって言ったら町長に「いいね!審査員やるよ!」って言われたり、県立岐阜商業高校さんの授業を受け持ったりと、少しずつ地域の方々と活動する機会も増えています。

ホープのやるべきこと

早いもので、会社を立ち上げて22年目。岐阜を中心に13店舗、230名を越えるスタッフが働く会社となりました。私は、設立当初からスタッフ一人ひとりに「自らの手で幸せを掴んで欲しい」とメッセージを発信していますが、心強い仲間を得て、地域のために何かできないか、みんながもっと幸せになれる事業に取り組むことはできないかとより強く考えるようになりました。

そして、ある年の社員総会で、社員みんなの熱い議論を経てホープのミッションを生み出してくれました。

「いい店づくりを通じて、地域の方の幸せと豊かな食文化を提供する!」
社長である私ではなく、みんなの力が会社を成長させていると感じた瞬間でした。ホープの代表であることを、私は誇りに思います。そして社員たちには、ホープで仕事していることを誇りに思って毎日過ごしてほしい。

仕事には目標があり、職場の雰囲気も良く、お客さまが笑顔になって帰っていく。
仕事が終われば家庭があって、休日は趣味に打ち込んだり、友人と遊んだり。。。

そういった本当に平凡な幸せな生活が送れるような人に
なってもらえたらいいなと考えています。

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